「大変な片付」
サップフィッシングは手軽とはいえ、道具が多いので、
どこから手を付けようか迷ってしまい、
片付にめちゃくちゃ時間がかかってしまいます。
気付けば1時間経っていたなんてザラ、
サクッと帰って、魚をさばき、夕食に間に合わせたいですよね。
そして、ポリタンクの水も、計画的に使わないと、
いくらあっても、足りなくなってしまいます。
ここでは、効率の良い片付の手順をご紹介します。
「着岸方法」
まずヒザ程度の水深まで、岸に戻ったらサップから降りる。
サップを回転させテールを岸側に向ける。
横を向いた状態で、波を受けると横転するので、
素早く回転させる。
テールを持ち上げ、岸に引きずり上げる。
波が打ち寄せないところまで、上げること、
「着岸したら道具から撤収」
クーラーボックス、パドル、ロッド、タモ網、リーシュ
などを取り外し、サップだけを残し、一度車に置きに戻る。
長物は脚立などに刺しておくと良いでしょう。
この時、ボードスタンドを準備しておく、
「サップを撤収」
もう一度海岸に戻り、サップを持ち帰り、ボードスタンドに
ボトムを上にして置き、フィンを外す。
ここで、道具は一時置いておき、着替えをする。
「まず、体を洗って着替え」
着替え用のバケツの中に立ち、バケツに水がたまるように頭、顔、体の順に洗う。
(水はウエット洗いと道具洗いで10Lのポリタンク2個あれば充分です)
お着替えポンチョを着てウエットスーツを収納バケツの中で脱ぎ、
そのまま洗う。
脱いだウエットスーツをそのまま洗って、すぐ干す。
(ハンガーで吊れない場合は、脚立に掛けます)
まず干すことによって、片づけている間に水を切り、
帰って干したとき、バルコニーがビショビショにならないようにします。
着てきた洋服に着替えます。
ウエットスーツを洗ったバケツの水で、サップのボトムを洗います。
サップを裏返し、水を切ります。
「次に、道具を洗う」
道具を入れるケースに水を汲み、道具を洗います。
大きいものや長いものは、ぞうきんを使って洗います。
(この時、ポリタンクの水を、ぞうきんを洗う分だけ残しておきます)
洗った長物道具は、脚立などにさして、水を切ります。
道具を洗った後の水で、サップのデッキを洗います。
「車に積み込み」
サップを拭きあげ、車に収納します。
つづいて、道具も拭きあげ、収納します。
「最後に」
残しておいたポリタンクの水で、ぞうきんを洗い、
ウエットスーツと共に、バケツに収納して、片付けは完了です。
迷わなければ、所要時間は30分程度です。
ダッシュで帰って、釣った魚をさばきましょう。
帰ったら、クーラーをあらうだけです。