必要最小限!サップフィッシングの装備

「サップフィッシングに必要な装備とは?」

サップフィッシングを始めるために、ボード・パドル・ロッド・リールは、
当然必要になります。

ハードボードの場合は、車に積むためのキャリーもすぐに思い浮かぶでしょう。

安全のための、ウエットスーツ・ブーツ・リーシュ・ライフジャケット・
目立つ色の帽子やラッシュガードも必需品です。

しかし、小物は何を持っていけば良いのか、迷うところだと思います。

便利なものはいっぱいあるけれど、全部持って聞くと、せっかく手軽な
サップフィッシングが、そうでは無くなります。

そこで、これだけ有れば大丈夫な、私がチョイスした
最小限の小物を、ご紹介いたします

大きく分けると、「クーラーボックス取付」と「フィッシングベルト取付」
そして「サップボード本体取付」に分けられます。

「クーラーボックス取付」

ストリンガーがあれば、クーラーは不要かもと、思われる方もいると思います。
(ストリンガーはシャークアタックの危険があります)

しかし、クーラーボックスは、必需品です。

釣った魚を保存するだけではありません。

私は、クーラーの中には次のようなものを入れています

〇水を凍らせたペットボトル(いざというときは飲料に)

〇飲料水やエネルギー補給のゼリーなどをカゴに入れて
(風や潮で戻るのが大変な時に必須)

〇ルアー関連をカゴに入れて
(メタルジグ・タイラバ・シンペン・リーダー・スナップ・スケールなど)

〇ぞうきん(魚の血がボードに付いたとき、洗っておかないと取りづらくなる)

クーラーボックスは、ロッドホルダー(ロッドレスト)が、
取り付けられるものがおすすめです。

ロッドホルダーには、ロッドとタモを収納します。
(すべて落下防止用コードでつないでおきます)

その他に、クーラーボックスに座って、パドルすることも可能ですし、

ダブルパドルを使う場合には、背もたれになります。
(カヤックのようになります)

ちなみに、通常のシングルパドルより、
ダブルパドルの方が推進力が上がります。

クーラーボックスはボードのリーシュカップに荷締めベルトを使って固定します。
(リーシュカップのヒモはポリエチレンのものがおすすめです)

クーラーボックスを取り付けたい場所に、リーシュカップがない場合は、
Dリングパッドをボンドで貼り付けます。
(ボンドはウレタンボンドを使います)

「フィッシングベルト取付」

フィッシングベルトには、魚を掛けてクーラーに入れるまでに
必要な小物を収納します。

〇フィッシュグリップ
(釣った魚のアゴに通し、魚をつかみます)

〇フィッシングプライヤー
(針を外したり、フックやルアーを交換するのに使います)

〇万能ハサミ
(エアを切って血抜、腹を切って内蔵処理)

〇ロッドホルダー
(立ってキャスティングするときに必要)

これらはすべて、落下防止用コードでつないでおきます

「サップボード本体取付」

サップボード本体には、釣りとは直接かかわらないものを取り付けます

〇リーシュコード
(ボードと体をつなぐもの)

〇大き目の水くみバケツ
(シーアンカーの代わりと釣った魚の血抜に使います)

〇パドル
(落下防止用コードで必ずつないでおきます)

前にも述べましたが、
取り付けたい場所に、リーシュカップがない場合は、
Dリングパッドをボンドで貼り付けます。

「まとめ」

サップフィッシングは、カヤックに比べると、スピードが遅いため、
移動距離が短くなってしまいますが、その魅力は、やはり手軽さです。

手軽とは言っても、大型高級魚が釣れる確率は、
おかっぱりとは比べ物になりません。

その手軽さを生かして、スタイリッシュにサップフィッシングを、
楽しんでください。