手軽に爆釣!サップフィッシングの魅力

「サップフィッシングとは」

サップとは、スタンドアップパドルボードの略で、
立って漕ぐボードの事で、
このボードを使って釣りをする遊びです。

はじめに道具さえ揃えてしまえば、
無料で、何度でも、手軽に
オフショアフィッシングを楽しめます。

ボードにはサーフボードを大きくしたような
ハードボードと、

空気で膨らます、インフレータブルボードが
あります。

インフレータブルは専用バックに入れて、
軽自動車にも積めるので、とってもお手軽ですが、

ルアーのフックや、魚の背びれなどで、
パンクする恐れがあります。

空気が抜けるまで、ある程度時間はありますが、

釣りを諦めて岸へ戻らなければなりませんし、
修理の手間もかかります。

ですので、保管場所があれば、安全の面からも
ハードボードをおススメします。

サップは10フィート以上で、体積200リッター
以上のものが、安定性もあり、推進力もあって安心です。

出来れば、フィッシング専用のものが良いでしょう。

クーラーやロッドホルダーなど取付することができ、
大変便利です。

ハードボードはカーキャリーに乗せて運びます。

フィッシング専用サップ(ハード)は10~15kg程度なので、
カヤックの20~30kgと比べて大変持ち運びが楽です。

だいたい岸から1km程度の沖、水深20m前後
のところまで漕いでいき、

ライトキャスティング、ライトジギング
タイラバをします

ちなみに1km沖まで到着するのに、
30分弱かかります。

ということは、サップは時速2km程度でしょうか。

歩く速度の半分くらいです

もちろん、逆風だったり、逆潮だったりすると、
もっと遅くなります。

「サップフィッシングで狙える魚」

釣果 勝浦

釣れる魚種は多種多様ですが、

春は真鯛・シーバス
夏はマゴチ
秋はサワラ・ブリの幼魚
冬はヒラメ・根魚

などの大型魚がよく釣れます。

食べきれないほど釣れる日も、
珍しくありません

「サップフィッシングが楽しめる場所」

エントリーしやすい外洋のワンドになった
遠浅の砂浜から出廷すると良いでしょう。

ワンドとは、海岸線が大きく陸側に湾曲した地形です。
ワンド内は両端の岬に当たった潮が緩んで、
ベイトが溜まりやすい場所です。

初めは、他にもサップフィッシングを楽しんでいる方が
いる場所を選びましょう。

「サップフィッシングの注意点」

サップフィッシングは手軽に大型魚を狙えますが、

同時に命の危険もあるアクティビティなので、
次の注意点をしっかり理解して楽しみましょう。

・風の強い日は出廷しない。(風速3m/s以下)

・波の大きな日には出廷しない。(サーファーがいるような時)

・暗い時間帯に出廷しない。

・潮の早い場所に入らない。(岬や水道)

・赤やオレンジの帽子や服を着て漁船との接触事故を防ぐ。

・出来るだけ、立って釣りをして、漁船に存在をアピールする。

・ハードボードの方はリーシュコードを必ず付ける。

・インフレータブルボードの方はライフジャケット(浮力材入)を必ず着る。

・緊急連絡用に携帯電話を持っていく。(防水ケース)

・漁師さんの網などに近づかない。

・漁船の通り道に近づかない。

・ある程度、潮に流されたら、元の位置に戻ることを繰り返す。
(流されると、戻るときは必然的に、逆風・逆潮になる)

・ルアーのフックはバーブレスに変えておく。

・タイラバは8の字結びでつなぎ、
移動中はループをリールのハンドルにかける。
(フックをガイドにかけて移動していると、誘導式のおもりが、
暴れて外れやすく、そのフックが体に刺さる事がある)

・もしもの時に体温維持ができるよう、できればウエットスーツを、
着用する

・飲み物を必ず持っていく(熱中症対策)

・釣った魚をストリンガーで吊ったまま移動しない。
(シャークアタックの可能性あるのでボードの上にあげる)

「サップフィッシングの魅力」

陸っぱりで、実績のあるポイントでは、
場所取りが大変ですし、

お隣さんと、トラブルにならないように
気をつけなければなりません。

サップフィッシングなら、自由に海を動き回ることができ、
ある程度水深があるところまで行けるので、
より大きな魚を狙うことが出来ます。

しかも、遊びながら足腰や上半身の筋力を、
鍛えることができまるオマケつき。

釣りが好きな方はサップフィシングにハマること、
間違いなしです。